ビルのエアブラシアート
ビルのエアブラシは日本人アーティストとはチョット違い、パーフォマンス性があり、アートとしての質は勿論、見飽きることのない楽しいものです。
他のアーティストたちは、作品何ヶ月もかけて、実写のような作品を描くのが主流のようです。
きっとビルの描く姿や作品を見たらみなさんビックリしますよ。
エアブラシとはどんなもの?
エアブラシは、小さな小さな穴から圧縮した空気などの気体と塗料を噴霧する装置です。
ビルの使うエアブラシの塗料は、よく見かけるグラフィーディー(壁に缶スプレーでの落書き)とは違い、アクリルペイントを用いていおり、非毒性の塗料のため人畜無害の塗料です。
この非毒性のアクリルペイントを使用しているため、洋服またはボディーペイント、フェイスペイントなどにもアートを施すことができます。
ボディペイント・フェイスペイントに使用した際は石鹸と水で落とすことができます。
※ただし、車や、オートバイ、ヘルメット等には特殊な塗料を使うので、店頭でのパフォーマンスはできません。
ビルが使用している塗料は、FDAの承認を受けたものです。
この塗料を30年以上使用していますが、閉鎖区域内または屋外での使用に関する苦情は一度なく、また紙、肌、衣服、金属、コンクリートなど非常に幅広く使用できるものです。
臭いもなく安心安全の塗料を使用しています。
FDAとは アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略称で、食品などを取り締まるアメリカ合衆国の政府機関。日本の厚生労働省に似た役割を持つ。
FDAは、消費者が通常の生活を行う際に接する機会がある様々な製品(食品、医薬品、動物薬、化粧品、医療機器、玩具など)の安全性・有効性を確保するための機関である。
エアブラシについてより知りたい方はWikipediaをご参照ください。
エアブラシアートへの想い
今や、アニメ・マンガは日本語ではなく国際語となりました。
美術の授業でも取り上げられ、アートとしての位置を確立しています。
まだ日本では馴染みのないエアブラシですが、アメリカでは既にアートと評価されています。きっと、みなさんも海外で大きな建物の壁画などをよく見かけると思いますが、これらの多くがエアブラシでなされています。
先ほど挙げたグラフィーディーも、アートとして認められ、日本がそれに追いついてくれるといいですね。